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    日本、埼玉県真福寺貝塚、縄文時代後晩期、径4.5cm(最大)(8151, 8484–8486, 8488–8493, 8496, 8497, 8503, AD1039, AD1048)

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    日本、岩手県門前貝塚、縄文時代中後期、岡山県津雲貝塚、縄文時代晩期、長さ10.5cm(最大)(1017D1, 1017D9, 5001D1, 5001D2, 5001D3)

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A35
縄文時代の装身具

装飾品遺物の出土が、真福寺貝塚からが多いことは、大正・昭和期から指摘されてきた。展示品の土製品耳飾りは、1940年の発掘調査によると思われ、直径3から4cmのものが多く、小さいものは直径2cm未満である。腰飾りと呼ばれている鹿角製品は、短剣の柄として出発し、縄文時代晩期には小型になり、装飾品化していった。先端が尖った小ぶりな鹿角棒を挿入し、腰からぶらさげていたと推測されている。  (諏訪 元)