東京大学総合研究博物館 The University Museum, The University of Tokyo
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東大教室@大槌の終了のお知らせ       


大槌文化ハウスは、東日本大震災の復興支援のために、大槌町と東京大学総合研究博物館の共同作業によってつくられた文化施設です。2013年9月9日に、大槌町中央公民館の2階にオープンいたしました。大槌文化ハウスの設営および運営にあたっては、バークレイズ・グループ、新日鉄興和不動産、三浦設備株式会社のご支援をいただきました。
オープン後の中核的な活動の一つとして、東京大学による社会教育プログラム「東大教室@大槌」を実施してきました。2013年10月23日にスタートし、2ヶ月に1回程度のペースで30回、合計60教室を開催するに至りました。東京大学総合研究博物館および同国際沿岸海洋研究センターの研究者31名が講師をつとめています。さまざまな分野の研究者による教室には、毎回熱心な受講者の方々が参加され、活発な質疑応答や議論が交わされてきました。
このたび、開始から5年が経過したことを受けて、東大教室@大槌の活動を終了することにいたしました。これまでご参加・ご協力いただいたみなさま、大槌町生涯学習課のみなさまには深く感謝を申し上げます。
下記に記載の通り、10月18・19日に最後の東大教室@大槌を実施いたします。10月19日は、東京大学総合研究博物館の元館長で大槌文化ハウスの設立起案者でもある西野嘉章特任教授による最終特別講演を開催いたします。みなさまのご参加をお待ちしております。
なお、施設としての大槌文化ハウスは今後も存続いたしますので、引き続きみなさまのご愛顧をお願いいたします。


平成30年9月
東京大学総合研究博物館


  

西野嘉章特任教授
インターメディアテク館長


松本文夫特任教授

東大教室@大槌 最終特別講演
2018年10月19日(金)  15:00-16:30
題目:「民」の事業としてのアートスケープ(美術+景観)
講師:西野嘉章 東京大学総合研究博物館・特任教授、インターメディアテク館長
(博物館工学、美術史学)
概要:ノルウェーの北極圏で長期にわたって進められている文化事業「アートスケープ」と、それを支える国際ヴォランティアによる文化財団設立の経緯を紹介し、大槌の未来への提言とする。



東大教室@大槌
2018年10月18日(木)  17:30-19:00
題目:空間の教室ー総集展開編:生きる空間を未来につなぐ
講師:松本文夫 東京大学総合研究博物館・特任教授(建築学)
概要:空間の教室でこの5年間にあつかってきた、復興まちづくり、居住環境、文化空間 世界の建築都市などのテーマを総括し、次世代の大槌に向けて「生きる空間を未来につなぐ」ことを提案します。



実施会場:大槌文化ハウス(大槌町中央公民館2階)
受講対象:高校生以上
受講料金:無料
募集人数:14人
募集期間:各講座開催前日まで、ただし定員になり次第締め切り
参加申込:氏名・年齢・住所・電話番号を生涯学習課にお伝えください
 大槌町生涯学習課  TEL 0193−42−2300  FAX 0193−42−3031
主  催:東京大学総合研究博物館/大槌町教育委員会
協  賛:バークレイズ・グループ/新日鉄興和不動産株式会社