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大学の機能である研究・教育の成果はおもに論文という形でアカデミー界に発信されますが、大学の社会的存在がますます大きくなるにつれて、社会への発信がより強く求められるようになっています。種々の公開講座やオープンキャンパスなどは、このような要請に応えるものといえます。本博物館ではこのような流れに対応して、東京大学の研究・教育の成果を、これまでもおもに研究資料の展示という形で発信してきました。大学博物館としてこのような機能は今後もさらに大きくなるものと予想されます。

一方で本博物館は別の形の発信法を模索してきました。その一例として「東京大学学位記」展があります。学位こそは進行中の研究の最前線の成果であり、それがいかなるものであるかを紹介することは、「大学の今」の直接的な表現といえると思います。おりしも一昨年前からオープンキャンパスが開催されることとなり、本博物館にも高校生が訪問し好評を得ていますが、これも広く社会に向けて東京大学の現状を紹介する一つの機会であるということができます。

以上のような背景から本博物館では平成14年度7月下旬からオープンキャンパスの期日を含む約一ヶ月半の期間で「東京大学学位記」展を企画することとしました。学内の多くの部局から学位記にかかわる研究が紹介されます。


 

 


特別展示

「東京大学学位記展 ようこそ学問のフロンティアへ」

会期:2002年07月27日 〜2002年09月01日

 

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