Hirdy Miyamoto 本文へジャンプ
宮本英昭

東京大学准教授

本務: 総合研究博物館
専担:
大学院理学系研究科
地球惑星科学専攻
兼担: 大学院工学系研究科
地球システム工学専攻



米国惑星科学研究所連携研究員
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私は地球や惑星の進化を考える上で、まず表層で見られる現象を観察する事から出発し、そこから進化や変動プロセスの普遍的な性質を導き出す事に興味を持っています。そのためには異なった環境下で生じた同種の現象を比較する事が重要と考えて、比較惑星学的手法を取り入れてきましたが、こうした研究は地球の現象を理解する事につながると考えています。これまで地球惑星ダイナミクスに関連した分野(主に粘性流体の流動や氷床や斜面崩壊など破壊を含む重力流の流動とレオロジー)を対象にして、連続体力学の数値解析を主に行ってきました。さらに野外調査や室内実験を通じて新たな理論の検証を行ってきましたが、複雑な自然現象をより良く観察できる新しい地下構造探査法が必要と考えて、電磁波を用いた地下探査法の研究も行っています。また日本の惑星探査計画にも参加し、例えば火星探査機「のぞみ」、小惑星探査機「はやぶさ」、月探査機「SELENE」などの探査計画にサイエンスメンバー/Co-Iとして協力しています。 イメージ