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    日本、東京都、縄文時代後期、高さ12.5cm(5051)

A30
モース発掘の大森貝塚の深鉢土器

大森貝塚の発掘は、日本における初めての科学的な考古学発掘として知られている。1877年の秋に、理学部動物学教室の教授モースと助手、学生らが発掘した。採集した遺物の総体については記録が残されていないが、その主要部は、1879 年に本学初の紀要『The Shell Mounds of Omori』として出版されている。展示品は、その紀要の図版に掲載された252点のうち、保存の良い土器個体の一つである。 (諏訪 元)