棚部　一成　　　　　　　　　研究者リストに戻る

豊富な化石記録を持つ軟体動物を対象として、古生物学と生物学の両面から長い時間軸での分類群の系統関係、形態進化、多様性変動、形態形成、古生態などを研究している。また、軟体動物の貝殻成長線を利用して生息環境変動に対する生物の成長応答様式を日レベルの時間分解能で調べている。

キーワード:
軟体動物、進化、系統、多様性変動、古生態、貝殻成長線解析

略歴:
1976年3月　九州大学大学院理学研究科博士課程修了（理学博士）
1976年4月　九州大学理学部助手
1980年4月　愛媛大学理学部助教授
1986年10月 東京大学理学部助教授
1992年5月　東京大学理学部教授
1993年4月　東京大学大学院理学系研究科教授
2012年4月　東京大学総合研究博物館特招研究員

学会などの活動:
1987年〜現在　日本古生物学会評議員
2000年6月〜2003年6月　Paleontological Research, Co-editor
2003年6月〜現在　Paleontological Research, Associate Editor
2003年6月〜2005年6月　日本古生物学会会長
2006年〜現在　アメリカ自然史博物館客員研究員(Research Associate)
2011年10月 米国古生物学会フェロー

賞罰:
1982年1月　日本古生物学会学術賞
2010年6月　日本古生物学会賞（横山賞）

研究業績の詳細は下記をご覧下さい.
See the following site for my detailed academic record.
http://researchmap.jp/read0007821/