東京大学総合研究博物館 The University Museum, The University of Tokyo
東京大学 The University of Tokyo
HOME ENGLISH SITE MAP
HIMALAYA


東京大学ヒマラヤ植物調査の押し葉標本
ヒマラヤ・ホットスポット――東京大学ヒマラヤ植物調査50周年       

池田 博

2010年は生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)が日本で開催されるなど、生物の多様性に関する国民の関心が集まっています。
東京大学では1960年以降、ヒマラヤ地域の植物多様性の研究を進めています。この50年の間、ヒマラヤの植物に関する数多くの新知見が得られ、研究の基礎となる押し葉標本の数は40万点に達します。
この展示会では、東京大学を中心として続けられているヒマラヤ植物の研究の歴史を振り返り、その成果の一端を示すとともに、多様なヒマラヤの植物を実物標本や模型を使って紹介したいと考えています。

主要展示物
・押し葉標本・液浸標本。
 特に、学名のもとになる重要標本(タイプ標本)を特別に展示します。
・セイタカダイオウ (Rheum nobile) の実物大模型(2点)。
・写真、ビデオ(調査風景やヒマラヤの山、花など)。
・調査に使った道具、メモ類。
・新種記載の際の原図類。
・解析的研究(染色体、木材組織、DNA解析)に使用する道具類。

特別イベント
公開セミナーのお知らせ →詳細
会期中、公開セミナーをおこないます。50年間のヒマラヤ調査の歴史やヒマラヤの植物に関する研究成果を発表します。
日時:2011年1月22日(土)13:30−17:00
場所:東京大学 理学部2号館講堂




「ヒマラヤ・ホットスポット――東京大学ヒマラヤ植物調査50周年」展のトップページへ