東京大学総合研究博物館 The University Museum, The University of Tokyo
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各 位

平成24年度「学芸員専修コース」の開催について

 拝啓 時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
東京大学総合研究博物館は、平成5年度以来毎年秋に「学芸員専修コース」を開催し、これまで相当数のコース修了者を送り出して参りました。
本専修コースは、国内の博物館及び博物館相当施設で働く専門職員を主な対象とするものです。本専修コースは、大学等の高等研究機関で生まれる新しい研究の成果を広く紹介し、それをもって自然史・文化史の枠を超えた、文字通り博物学的な「博物館学」を、博物館資料の収集や管理、資料活用や展示設計に関わる「実践的な知」と併せて習得させる専門的リカレント教育の場として企図されています。
つきましては、同封の平成24年度募集要項をご検討頂き、貴機関の関係各位に周知のうえ、併せて参加をお奨め頂ければ幸甚に存じます。

敬  具

平成24年6月
東京大学総合研究博物館
館長  西 野 嘉 章


平成24年度「学芸員専修コース」研修生募集要項

テーマ: 標本の収集と表現 ―渡辺仁収集民族学コレクションを題材に―

1.概要
博物館には館それぞれの歴史、大きさ、機能があって、日々の活動も果たしている責任も多様だといえるでしょう。しかしどんな博物館にも標本の蓄積をもとにして、人々と知を分かち合う姿が期待されます。本年度の学芸員専修コースでは、標本と知の関係をどう表現していくか、皆さんと議論してみましょう。標本をいかに集め、整え、研究をし、それを人々に見せていくかという課題は、技術論ばかりで解決することではなく、標本を真に愛し、標本の存在を空間や絵や言葉の世界と往来させていくという熱意に支えられます。その熱意は、学術的研究の深さであり、空間づくりや文学づくりにかける思い入れであり、来館者と相対するこだわりだといえるでしょう。標本を出発点に私たちはどう表現への世界を構築していくかを考えたいと思います。多分野の講義やバックヤードの検討会を準備しますが、ひとつの例に当館所蔵の渡辺 仁収集民族学コレクションを題材に手を動かしてみたいと思います。貴重なコレクションを研究と教育の場でどう輝かせていくかが、焦点となることでしょう。博物館標本に関心が深く、表現を生きがいとしている方々の参加を募ります。

2.実施期間及び場所
期間:平成24年11月5日(月)〜9日(金)
場所:東京大学総合研究博物館 本館第一演習室
(〒113-0033東京都文京区本郷7-3-1)

3.担当教員
遠藤秀紀(東京大学総合研究博物館・教授) 
E-mail: hendo(a)um.u-tokyo.ac.jp  ((a)を@に変えてください)
佐々木猛智(東京大学総合研究博物館・准教授) 
E-mail: sasaki(a)um.u-tokyo.ac.jp  ((a)を@に変えてください)
※ 応募手続関係のお問い合せは9項の連絡先にお願いします。

4.募集人員
16 名

5.募集期間
平成24年8月6日(月)〜平成24年9月21日(金)
※ 応募は郵送によること(必着)。

6.応募資格
博物館、美術館、資料館、埋蔵文化財センター等の施設で、学芸員として直接業務に携わる者又はそれに準ずる者。

7.受講料
5,000 円

8.応募方法
次の書類を郵送すること(申し込みは郵送に限る)。
イ.所定の受講申込書(必要事項を記入すること)
ロ.所定の所属機関長もしくは指導教官の推薦同意書
ハ.A4サイズの返信用封筒(宛名を記入し、140円切手を貼付のこと)

9.応募先
東京大学総合研究博物館「学芸員専修コース」実施委員会
〒113−0033 東京都文京区本郷7−3−1
電話:03-5841-2802 FAX:03-5841-8451

10.選考結果の通知
東京大学総合研究博物館「学芸員専修コース」実施委員会において選考のうえ
受講の可否を決定し、10月中旬までに各応募者に通知する。

11.その他
・標本取り扱いの経験の有無は問いません。
・受講者には、以下のレポートを提出していただきます。(3項の担当教員に)
(1)共同制作する展示の企画案。A4版1枚程度に記し、専修コース開始前に電子メールで提出。
(2)コースを受講した感想等について、専修コース終了後に電子メールで提出。
※ (1)、(2)ともに提出時期・形式等は別途指示します。
・企画にあたっては、東京大学総合研究博物館ホームページにて下記をご参照ください。
教育活動欄の学芸員専修コース内にある「過去の学芸員専修コース一覧」
http://www.um.u-tokyo.ac.jp/education/PCC_past.html
当館刊行のウロボロス誌より、渡辺 仁コレクションについて
http://www.um.u-tokyo.ac.jp/museum/ouroboros/04_01/newginia.html
・全日程終了後、受講者には「学芸員専修コース修了証書」が授与されます。
・宿泊場所は受講者が各自で手配して下さい。


平成24年度「学芸員専修コース」日程
テーマ:標本の収集と表現 ―渡辺仁収集民族学コレクションを題材に―

月 日

時 間

内 容

講 師

11/5(月)

本館
第一
演習室

 

10:00−10:20

オリエンテーション

 

10:30−11:00

イントロダクション

遠藤 秀紀
 東京大学総合研究博物館教授
 (比較形態学、遺体科学)
佐々木 猛智
 東京大学総合研究博物館准教授
 (古生物学・動物分類学)

11:10−12:10

(仮)
博物館デザイン総論

松本 文夫
 東京大学総合研究博物館特任准教授
 (建築・情報デザイン)

13:10−14:10

(仮)
空間、映像、文字に見る表現の創意

遠藤 秀紀
 東京大学総合研究博物館教授

14:20−15:50

(仮)
渡辺仁の民族学資料

西秋 良宏
 東京大学総合研究博物館教授(考古学)

16:00−17:30

演習
作業計画

西秋良宏 東京大学総合研究博物館教授
関岡 裕之 同特任准教授
松本 文夫 同特任准教授
鶴見 英成 同助教

11/6(火)

本館
第一
演習室

 

 

10:00−12:00

演習
展示立案(1)

西秋良宏 東京大学総合研究博物館教授
関岡 裕之 同特任准教授
松本 文夫 同特任准教授
鶴見 英成 同助教

13:00−14:00

バックヤード研修
(動物・植物)

遠藤 秀紀
 東京大学総合研究博物館教授
池田 博
 東京大学総合研究博物館准教授
 (植物分類学)

14:10−15:10
15:20−16:20
16:30−18:00

演習
展示立案(2)
展示立案(3)
展示制作(1)

西秋良宏 東京大学総合研究博物館教授
関岡 裕之 同特任准教授
松本 文夫 同特任准教授
鶴見 英成 同助教

11/7(水)

本館
第一
演習室

 

10:00−12:00

演習
展示制作(2)

西秋良宏 東京大学総合研究博物館教授
関岡 裕之 同特任准教授
松本 文夫 同特任准教授
鶴見 英成 同助教

13:00−14:00

バックヤード研修
(鉱物・古生物)

宮本 英昭
 東京大学総合研究博物館准教授
 (固体惑星科学)
佐々木 猛智 同准教授

14:20−15:50
16:00−17:30

演習
展示制作(3)-(4)

西秋良宏 東京大学総合研究博物館教授
関岡 裕之 同特任准教授
松本 文夫 同特任准教授
鶴見 英成 同助教
松原  始  同特任助教

11/8(木)

本館
第一
演習室

10:00−12:00
13:00−15:00
15:30−17:30

演習
展示制作(5)-(8)

同上

11/9(金)

本館
第一
演習室

 

 

10:00−12:00
13:00−15:00

演習
展示制作(9)-(10)

同上

15:30−16:00

展示公開

総合研究博物館教員・ボランティアの会

16:00−17:30

展示評価

同上

※最終日の演習終了後、修了証書授与式等を行います。
※講師・講義内容等については都合により変更になることもあります。


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