東京大学総合研究博物館 The University Museum, The University of Tokyo
東京大学 The University of Tokyo
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Concept: 東京競馬場にある既存の競馬博物館とは別に、次世代ミュージアムとしての
競馬の博物館を作る。9つある中央競馬の競馬場に同形態のミュージアムを展開する

Forme: 馬の蹄鉄型のフォルムをしている。蹄鉄の右下部分が入口でそこから観覧者は
まっすぐ進み、やがて左下部分から出てくる。その後出口付近の階段から屋上に上がり、
入口付近の階段から地上に降りる。観覧者は結果的に蹄鉄の上を往復することになる。
Space: 蹄鉄という独特のフォルムをしており、内部の空間も非常にユニークなものに
なっている。展示のモニター(Monitor1)の光源から光が内部の壁をなめるように進むので、
入口から入った観覧者は、”中に何があるんだろう?”という気持ちを抱きながら進んでいく
ことになるだろう。また、外部の蹄鉄の間にある空間もモニター(Monitor2)として利用する。
Contents: 展示コンテンツはモニターによる映像のインスタレーションである。Monitor1
では過去の名馬や現役の名馬たちのレース映像、Monitor2には競走馬オーナーの勝負
服などを照射する。細長い空間という特徴を生かした別の展示も可能である。


KEIBA Museum U


文学部歴史文化学科美術史専攻3年 森 拓馬