東京大学総合研究博物館 The University Museum, The University of Tokyo
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2020年度のシラバス

(重要)

・小課題の提出をうけて、ITC-LMSに履修許可者を発表しました。(2020年4月15日)
・当授業の履修を希望する場合は、ITC-LMSに登録された「小課題」を4月13日(月)の23時までに提出してください。
・当授業の内容は、ITC-LMSに登録された「授業概要」で確認してください。
・シラバスの内容を更新しました。(2020年4月3日)

授業概要
・開講区分: S   単位数: 2
・授業題目: 全学体験ゼミナール「空間デザイン実習」
・担当教員: 松本文夫 (東京大学総合研究博物館 特任教授)  
・連絡先:  matsumoto(a)um.u-tokyo.ac.jp ※(a)を@に書きかえる
・授業日程: 2020年6月13日(土)、6月20日(土)、6月27日(土)
・授業会場: Zoomを使ったオンライン授業。実授業として開催する場合は、東京大学総合研究博物館小石川分館にて。
・履修対象: 1年:文科・理科、2年:文科・理科 (ただし履修許可者に限る)   受入人数: 20名
・ガイダンス:4月9日(木)の授業ガイダンスは中止する。 ITC-LMSに登録されている授業概要で授業の内容を判断すること。
・履修許可: 履修希望者はITC-LMSに登録された小課題を4月13日(月)の23時までに提出すること。 履修希望者数が予定数(20人)を上回る場合は、この小課題により履修許可者を選抜し、4月15日(水)にITC-LMSで該当者の学生証番号を発表する。なお、履修許可者にならなかった場合、講義(本ページ内の★印)は聴講できるが、それ以外の制作実習には参加できない。したがって、小課題を提出しても、授業を履修できない(=授業の全プログラムには参加できない)場合がある。この点を了承してください。
※当授業は2020年度Sセメスターの「グローバルリーダー育成プログラム(GLP)」の指定科目である。

授業目標
空間デザインを通して「アイディアをカタチにする」体験をするのがこの授業の目標である。概念と形象をつなぐことは、アートやデザインなど多くの創造的活動の根幹をなす作業である。この授業では、受講者自身が空間デザインのアイディアを立案し、具体的なカタチをつくりあげるまでを実習する。概念構築と形態創造における独創的かつ意欲的な取り組みに期待する。空間設計の知識や模型制作の経験は必要としない。文系/理系に関わらず、建築・造形・デザインなどに関心があれば、ぜひ履修してほしい。

授業会場
Zoomを使ったオンライン授業を実施する予定。
受講者は自宅等からインターネットを介して参加する。ZoomのURLは後日アナウンスする。
ただし、感染症が収束傾向となり、実教室での授業が可能になった場合は、次の場所で開催する。
・授業会場: 東京大学総合研究博物館小石川分館
  東京都文京区白山3−7−1 (地図は下)
・アクセス:  東京メトロ丸ノ内線「茗荷谷」駅より徒歩8分
・集合場所: 初日は8:50に小石川分館の演習室に集合。
 

授業計画
1)授業内容
 授業は土曜日3回の集中形式で行う。1日目はデザインの基本方針を検討して中間発表を行う。2日目には空間的な形態を確定し、
 3日目にかけて模型制作を行う。3日目の最後に作品の発表会を行う。(ただし、進行状況によって変更がありうる)
 ・2020年6月13日(土)  09:00-18:00(開場8:30) 建築概論(講義)★、建築展示案内★、コンセプト・スタディ、中間発表
 ・2020年6月20日(土)  09:00-18:00(開場8:45) デザイン基礎(講義)★、エスキース(デザイン面談)、模型制作
 ・2020年6月27日(土)  10:00-19:00(開場9:45) 模型制作、課題作品の発表会、懇親会
 ※★印の講義系プログラムは、最初の小課題を提出した者は全員が聴講できる(講義資料も入手できる)。
 ※★印以外の制作実習系プログラムは、 履修登録者(履修許可者のうち履修科目登録を行った者)のみが参加できる。
 ※上記の「開場」の時間は、実授業を行うことになった場合の小石川分館の開場時刻を示す。
2)費用に関する情報
 筆記用具、制作道具、模型材料等(PC機器類を除く)の購入に合計5000円程度かかる見込み。詳細は3)を参照のこと。
3)準備するもの
 オンライン授業のための機器等:インターネットに接続されたPC、マイク、ヘッドホン(イヤホン)、カメラ、
  Zoom(ウェブ会議ソフト)。
 当授業で使用する道具/材料等:デザイン用品店(レモン画翠、東急ハンズ、伊東屋、世界堂など)で購入し準備しておくこと。
 ・2020年6月13日(土)に使用するもの
  筆記用具(ペン(書き慣れたもの)、3B以上の黒鉛筆)、スケッチブック(A4判程度)、三角定規(直角を含む小さなもの)
 ・6月20日(土)および6月27日(土)に使用するもの
  6月13日の物品のほかに以下の道具/材料を準備すること。
  制作道具:カッター(NTカッターAD-2Pなど)、金属定規(30cmと15cm)、カッティング・マット(30cm×45cm程度) 
  模型材料:スチレンボード(B4〜B2判、厚7mm・5mm・3mm・2mm・1mm等)、 接着剤(スチレンボンドまたはスチのり)、その他
 ※道具と材料については6月13日の授業で説明する。今後の状況によっては、実店舗での購入ができなくなる可能性もある。
オンライン注文も考慮し、最終的には入手可能な道具/材料で制作を行うこと。(レモン画翠はオンラインの品揃えが豊富)

授業の方法
アイディアや情報を皆で共有しながらモノづくりのための創発的な雰囲気の中で進めていきたい。
講義や発表は全員で行い、デザインの相談(エスキース)は受講者と教員が対話しながら進めていく。
本年はオンラインでの実施であり、実施方法の試行錯誤がありうる。

成績評価方法
提出作品の内容により評価する。

教科書、参考書
教科書は使用しない。講義資料を配付する。
参考図書等
・MODELS――建築模型の博物都市、松本文夫編、東京大学出版会、2010年3月
・設計する身体をそだてる――考えを伝える図面の技術、木下庸子・宇佐美n・松本文夫編、彰国社、2013年4月
・思考の模型(連載)、松本文夫、月刊誌UP、東京大学出版会、2012年1月〜2015年12月

関連ホームページ
 http://www.um.u-tokyo.ac.jp/education/ADW_top.html(当授業(空間デザイン実習)のホームページ) 
 http://www.um.u-tokyo.ac.jp/architectonica/index_jp.html(小石川分館で公開中の「建築博物誌/アーキテクトニカ」展)
 http://www.um.u-tokyo.ac.jp/education/MDW_top.html(映像デザイン実習のホームページ)

当授業の開講履歴
 2020年度S 空間デザイン実習 担当講師:松本文夫(GLP)
 2019年度S 空間デザイン実習 担当講師:松本文夫(GLP)  
 2018年度S 空間デザイン実習 担当講師:松本文夫(GLP) 
 2017年度S 空間デザイン実習 担当講師:松本文夫(GLP)
 2016年度S 空間デザイン実習 担当講師:松本文夫(GLP)
 2015年度S 空間デザイン実習 担当講師:松本文夫(GLP)
 2014年度夏学期 空間デザイン実習 担当講師:松本文夫
 2013年度夏学期 空間デザイン実習 担当講師:松本文夫
 2012年度夏学期 空間デザイン実習 担当講師:松本文夫
 2011年度夏学期 空間デザイン実習 担当講師:松本文夫
 2010年度夏学期 空間デザイン実習 担当講師:松本文夫
 2008年度夏学期 建築デザイン実習 担当講師:西野嘉章、松本文夫、藤尾直史
 2007年度冬学期 建築デザイン実習 担当講師:西野嘉章、松本文夫、藤尾直史
 2007年度夏学期 建築デザイン実習 担当講師:西野嘉章、松本文夫、藤尾直史
 2006年度夏学期 建築デザイン実習 担当講師:西野嘉章、松本文夫、藤尾直史

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 2019/藤堂、2018/大島、2017/有田、2016/西田、2015/向後、2014/内倉、2013/楊、
 2012/仲田、2011/半田、2010/竹村

今までの提出作品
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 http://www.um.u-tokyo.ac.jp/education/ADW_2.html