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    日本、1820年代、シーボルト採集、長さ50cm(SC027)

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シーボルトコレクション(アジサイ)

シーボルト (Philipp Franz von Siebold, 1796–1866) はドイツの博物学者、医学者で、江戸時代後期(1823–1829)にオランダ商館付き医師として長崎に来日し、膨大な動植物標本を採集して日本植物研究に大きく貢献した。その一部が、2000年に日蘭修好400年を記念してオランダ国立自然史博物館から当館に寄贈された。シーボルトは日本で妻とした女性を「お瀧さん」と呼び、アジサイにHydrangea Otaksa と学名をつけた。 (清水晶子)