
概要
古今東西を問わず、鳥は人々の敬意を集める存在である。その訳は、空を飛ぶことができるという、生身の人間にとって不可能なことを華麗にも見せてくれるからだろう。鳥の美は、そうした鳥を見る人間の憧れと無縁ではあるまい。「標本の世界」は、鳥と対面する機会としよう。東京大学が古くから集め続けてきた鳥類標本は、飛ぶことを可能にする鳥の体の機能美を物語り、博物館標本の魅力を伝えてくれるはずだ。
講演会(13時30分から14時30分)
7月21日(土) 遠藤秀紀 「鳥の体の設計」
7月28日(土) 工藤光平 「鳥の目に見えているもの」
8月18日(土) 工藤光平 「標本の美―標本の背景を知る」
8月25日(土) 遠藤秀紀 「解剖で知る5億年の進化」
9月15日(土) 工藤光平 「人と鳥が築いた文化」